mol-74「kanki」感想

   毎月自腹で買ったCDを紹介する「今月のCD」のコーナーです。
   8月は2枚のCDを購入しました。今回はそのうちの1枚、mol-74の 5th ミニアルバム「kanki」を紹介します
   自分が買ったmol-74のアルバムとしては「colors」「越冬のマーチ」に続いて3枚目になります。

mol-74「kanki」

1.エイプリル
2.%
3.プラスチックワード
4.ゆらぎ
5.アンチドート
6.pinhole
7.開花

   ①「エイプリル」②「%」はどちらもMVがあるので、いわゆるシングル曲に相当する楽曲と思われます。人にmol-74をお薦めするときに、「まずはこの2曲を聴いてみて」と言いたくなる良曲です。どちらもアップテンポですが、「エイプリル」は切ない系で、「%」はノリノリライブ系、です。「%」の歌の中に出てくる、「パチパチパチ」という高速手拍子は、ライブでやるととても楽しかったです。
   ③④⑤もmol-74らしい美しく儚い曲が続きます。なかでも好きなのは⑤「アンチドート」です。ファルセットで歌う「甘い甘い夢を見ていた……」というサビの歌詞が好きです。砂糖菓子のように甘く淡く口のなかで溶けていくよう。
   ⑥は短いインストです。それに続く⑦「開花」は、ドラム、ベース、キーボードのどれもが激しく、攻撃的です。「ラララ……魔法の声がする 新しい光」というサビを、儚く歌うのではなく、力強く荒々しく歌うというのが、良いです。ラストを飾るにふさわしいパワフルな1曲です。
mol-74「kanki」(Amazon)


   以上、mol-74「kanki」の感想でした。今回もよかったです。

   これで、今現在入手できるmol-74のアルバムも残りは4thミニアルバムの1枚のみとなりました。それもきっと近いうちに購入すると思います。そしてたぶん良い曲がいっぱい入っているんだろうなぁ。楽しみです。