スピッツ「ジュテーム?」感想

   9thアルバム「ハヤブサ」の13曲目に収録されています。

「ジュテーム」じゃなくて「ジュテーム」なのがスピッツらしいですよね。「ジュテーム?」って聞いているのか、「ジュテーム(かなぁ?)」と煮え切らないのか、どっちなのかはわからないですけど。

   間奏で二胡(中国の楽器)が使われている以外は、ギターと草野さんのボーカルのみというシンプルな弾き語りの曲です。
   ハ長調でコード進行も簡単で、キーもそんなに高くなく、一番高い”ラ”(「君がいるのは」の)は裏声でごまかせばいいやということで、昔はよくひとりの部屋で弾き語っていました。聴かせる相手がいなかったのが悲しいところですが。

   親しい二人の間に流れている優しい時間を表しているようなゆったりとしたメロディと、まったりとしたなかにもちょっと悩ましさの感じられる歌詞がすてきです。
   また、歌詞カードを見てみると、「ジュテームバカだよな」「ジュテームそんなとこだ」「ジュテームこれからも」とどんどん上り調子になっていくのも面白いです。どんな心境の変化があったのかはわからないですが、愛してるー!って叫ぶのはなかなか男らしいです。いや、もしかしたら、カレー食べたいだけなのかもしれないですけれど。(カレー愛してるー!)

   サビの歌詞は2種類ありますが、恋のポジティブな面とネガティブな面をそれぞれ歌っているのがいいです。「君がいるのはステキなことだ 優しくなるなにもかも」と「君がいるのはイケないことだ 悩み疲れた今日もまた」ーー前半のストレートな恋の賛歌(?)が後半の陰りのある歌詞のおかげで余計に映えます。まあ、これを聴いていたころは片思いしか知らなかったので、悩み疲れ99%でしたけどね。

  ところで、昨日(5/31)は田村さんの誕生日でした。Twitter上では「Happy Birthday!」のメッセージにカレーライスの映像を添えたツイートがいっぱいあり、それらを見た後に「カレーの匂いに誘われるように」という歌詞を聴いたら、なんかもやもやっと照れてしまいました。いや、自分が照れる理由は全然ないのですけれど。

   そんなわけで、実は田村さんつながりで「ジュテーム?」を選んで感想を書いたのでした。お誕生日おめでとうございます。