ねごと「ETERNALBEAT」感想

 CDの売り上げ貢献と、地元のCDショップの衰退防止のために、ささやかではありますが、毎月一枚以上はリアル店舗でCDを購入しています。
 せっかくなので、これから毎月、購入したCDを紹介(レビュー)していきます。

ねごと「ETERNALBEAT」

ねごとの4枚目のフルアルバムです。前作「VISION」よりもダンスミュージック色が強い仕上がりになっています。
 先行epに収録の「アシンメトリ」が気に入ったのであれば、そのイメージをそのまま広げたようなアルバムなので、買って間違いないと思います。

 「アシンメトリ」、すごく良いですね。リズムもサウンドも気持ちいいですし、韻を踏んだサビの歌詞もいい。また曲の展開も緩急をつけてアクセントがあり、ただのダンスミュージックで終わっていません。

 1~10曲目までは、エレクトロでダンサブルな曲が続き(④⑧と中休みはありますが)、ノンストップで聴かせてくれます。ライブだったら、ずっと跳んでる感じです。

 11曲目の「凜夜」だけ、他とは少し毛色が違っていて、Aメロには語りのような長文があり、穏やかな、聞かせるタイプの曲です。といっても静かなバラードというわけではなくて、テンポもよく、あくまで他のアルバム曲の延長上にある曲調です。
 この「凛夜」をラストに配置することで、アルバム全体がきゅっとしまります。
ねごと「ETERNALBEAT」
(Amazon)

 買ってから5日ほどなのでまだ聴きこめてませんが、お気に入りは①ETERNALBEAT、②アシンメトリ、⑥DESTINY、⑨Ribbon、⑩PLANET、⑪凜夜、 です。
 しばらくは繰り返し聴くことになりそうな良盤です。

 3月は「雨のパレード」の新譜を購入する予定です。