NW-A25HN 使用感想 その2

 NW-A25HNの感想の第2回となります。
 今回は2か月使ってわかった良いところ悪いところを書きたいと思います。

NW-A25HN(左)とXperia A4(右)

良いところ

  • 「おまかせチャンネル」がある(これ目的で買いました)
  • スマホよりも小さくて軽い
  • バッテリーの持ちが良い。まだ長期出張では使ったことがありませんが、充電器無しで1週間安心して使えると思います
  • FLACに対応。192kHz/24bitまでのハイレゾもいけます
  • microSDが128GBまで対応しているので、AAC(192kbps)ならば、家中のCDを全部収録可能。

悪いところ

  • スティックタイプのNW-M505よりも大きい
  • 最小音量でも音が大きい
  • 専用の再生・停止/早送り/巻き戻しキーがないため、音楽を停止するとき、必ず「再生中」画面に戻らないといけない
  • しかし「再生中」画面に一発で戻れない ※2/24追記:一発では戻れませんが、オプションボタンから再生画面にショートカットできることがわかりました。少しは楽になったかな。
  • 現在再生している曲のアーティストやアルバムにすぐに飛べない
  • 「最近再生した曲」又は「アルバム」という項目がない
  • 一言でいうと、操作性が悪い。特に、大量に保存された音楽データから聴きたい曲を選び出す操作が不便すぎる

音質について

ハイレゾプレイヤーのエントリー機ということで、音質についても触れておこうと思います。
 僕のDAPに対する音質の考え方は、スマホよりも明らかに良ければOK、です。曲がりなりにも音楽専用機なのだから、スマホには負けてほしくない。でも使いやすさや値段を犠牲にしてまで高音質は求めません。

 正直、音質は微妙でした。あれれ?って感じです。
 暇なときにちょくちょく家電量販店に通っては何度も視聴して、音質には納得して買ったつもりなのに、家で聴いてみるとこれじゃない感がすごくある。なんというか、作られた音っぽい。キラキラしすぎというか。

 量販店だと周りがうるさいのでどうしても音量が大きくなります。大きい音だと良く聞こえても、家で聴くような小さな音だとそれほど良くないということは、よくあるそうです。
 また、デモ期の音源とふだん聞いている音源との違いもあるかもしれません。そういえば、デモ機に入っている曲はSONYがお薦めするハイレゾ音源に偏ってました。

 とはいえ、慣れれば、この音も良いかなって。メリハリの聴いたくっきりとした音なので、ロックとか合ってると思います。そういえば、よくレビューでSONYの音は「ドンシャリ」と評されてますね、たしかにそうかも。

で、スマホと比べてみると?

第一印象はスマホよりは音はいい、でした。でもほんとかな?

 2か月たって改めてスマホと聴き比べらたらどうなんだろうと思ったのですが、普段使ってるXperia A4のイヤホンジャックが壊れたので、スマホで音楽が聴けない。。。
 仕方ないので、家族用のXperiaZ2タブレットで、スピッツの「春の歌」を聴き比べてみました。いちおう、XperiaZ2タブレットもハイレゾ対応で音はがんばっているはずですし。
 結果的に、音がくっきりして明瞭と感じるのはやっぱりNW-A25HNの方でした。タブレットの方は音がこもっていて、NW-A25HNの後だとつまらなく感じます。(ヘッドホンは同じMDR-1Rを使用)
 タブレットと戦って勝っても自慢にはならないのかもしれませんが、負けたらWalkmanの存在意義に関わりますからね。よかったよかった。

 次回はもう少し詳しく操作性の不満について書きたいと思います。
 そうこうしているうちに、クラウドファンディングで支援したポータブルアンプ「SPECTRA」が届きそうです。

コメント