G.W.に自転車旅行でキャンプ泊した際に、荷物の軽量化のためグランドシートをタイベックシルバーに替えて、キャンプをしました。
本来地面に敷く用途ではないタイベックシルバーをキャンプに使った感想を書きます。
タイベックシルバーとは?
「タイベック」はアメリカの化学メーカー「デュポン社」の製品で、主に建築資材として使用されている透湿・防水・遮熱シートです。
そのタイベックにアルミニウムを蒸着させ遮熱性を高めたのが「タイベックシルバー」です。
透湿・防水・遮熱というところにアウトドア心をくすぐるものがあります。
また薄くて軽いのも特徴です。
2mx1mのサイズで122gでした。
(参考:僕が従来使っていた専用のグランドシートは約200g)
畳んだときのサイズ感は「ツーリングまっぷる」よりも1回り大きい感じ。
外で広げてみました。
専用のグランドシートと違って4隅にペグを引っかけるところがないのがやや不便です。
次に実際にキャンプで使用した様子を紹介します。
キャンプに使用した感想
自転車で能登半島を一周したときにテントとともにタイベックシルバーを持っていきました。
1泊目。この日は晴れていました。
こんな風に、タイベックシルバーを地面に敷いて、その上にテントを広げます。
このとき立てたテントはプロモンテのVS-20です。
VS-20のフロアの横幅は120cmです。タイベックシルバーの横幅は一回り小さい100cmなので「グランドシートはテントからはみ出さないこと」という条件を満たしています。
グランドシートが大きすぎず小さすぎず、いい感じです。
2泊目のキャンプ場は雨でした。
夜明け前に雨脚が強くなりました。
翌朝。
フライシートはそこそこ濡れていました。
テントの下のタイベックシルバーはどうでしょう?
撤収時にテントをめくってみます。
地面と反対面を触ってみましたが、特に濡れてはいませんでした。
とりあえず防水効果はありそうです。
ところで僕は白い面を地面に向けて敷きましたが、アルミ面を下にするのが正しいかもしれません。
どっちだろう??
防水や耐久性について
旅から帰ったら、タイベックシルバーに付いた土や草をきれいにするためにシャワーを大量にかけて洗い流しました。
2〜3分くらい全開でシャワーを浴びせて汚れを取った後、シートをめくって下の地面を見てみました。
隙間からもれて水で濡れたところもありますが、基本的にはタイベックシルバーの真下の地面は乾いていました。
穴や破れがなければ、防水性は問題なさそうです。
気になるのは耐久性です。
とりあえずゴツゴツとした岩の上に敷くのは危険そう。
なにせ薄いのでとがったものがあると簡単に突き抜けそうです。
また畳んだ際にできる折り目から破れてこないかもちょっと不安です
もっとも引っ張り強度は強いとのことですし、キャンプ系のネットのレビューを読んでいると小石ぐらいはへっちゃらなようです。意外と耐久性はあるのかも?
まあ1000円台の製品なので数回使えればもとは取れるかなと。
使い捨てだとしても軽量であるというメリットは大きいので。
結論
タイベックシルバーは防水性があり、テントのフロアを汚れや水から守ってくれます。軽いので登山や自転車旅行に持っていくのに最適です。
耐久性についてはこれから検証していきます。何回使ったらダメになるか要注目です。
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