僅か30gのポケッタブルバッグをみつけたので購入し、実際に登山で使ってみました。
買ったのはシートゥーサミット製の「ULTRA-SIL ナノデイパック」です。
軽くて小さいのは間違いない
畳んだ状態は手のひらに載るくらい小さいです。
30gしかないのでほとんど重みも感じません。
容量は?どんなものを入れる?
袋から出して広げてみるとこんな感じ。
しわくちゃですが、使えればいいので気にしません。
チャックを開けて中を見てみます。
公称18Lです。
あくまでアタックザックなのでそんなにたくさんのものを入れるつもりはありません。
僕は水筒、デジカメ、行動食、雨具、それから山頂で食べるための昼食(パン)を入れて持ち歩きました。
これくらいの量なら余裕で入ります。また布は薄いですが、触った感じでは破れる不安もありませんでした。(あくまで感触)
実際の背負い心地はどうなの?
シートゥサミットのポケッタブルバッグは「ナノデイパック」(以下、ナノ)とただの「デイパック」(以下、ノーマル)があります。
ナノはノーマルよりも約40g軽い代わりに、容量が2L小さくてショルダーハーネスの長さ調整ができません。
ネットのレビューを見ると「ハーネスの調整ができないのでナノは担いだときに肩からずり落ちる」と言う方がいました。
人によると思いますが、僕は担いでも肩からずり落ちることはなかったです。
とはいえ、ザックが肩のいい位置にこないのもたしかです。
下の写真のようにショルダーハーネスは軽さ優先でペラペラですし。
担ぎ心地が良いとは言えません。
欲を言えば、少し重くなってもチェストストラップがあれば固定できるので良かったかなと思います。
槍も奥穂も登れました
僕が実際にナノデイパックをアタックザックとして使ったのは次の3つの山です。
- 白山(室堂から御前峰、大汝峰を回るお池めぐりコース)
- 槍ヶ岳(山荘前からのピストン)
- 奥穂高岳(山荘前からのピストン)
白山は約2時間ほどナノを担いで歩きました。
槍ヶ岳と奥穂高岳ははしごや鎖のある岩場の難所です。
どこを歩いても、ショルダーハーネスがずれて登りづらいとか、布が薄くてリュックのなかの荷物が背中に当たって不快だとかいうことはありませんでした。
荷物が少なかったこともありますが、ナノはちゃんとリュックとして使えましたよ。
邪魔にならないのでとりあえず忍ばせておこう
軽いは正義です。
数10g単位の軽量化を気にするのでなければ、忘れないようにメインのリュックサックに常備しておくのが良いと思います。
小さすぎてどこに入れたかわからなくならないように、見えやすいところに入れておくのがいいですよ。
なお、ネットのレビューで「使った後に再度収納するのが難しい」という意見がありましたが、そんなことはなくて、めちゃ楽です。
ナノに縫い付けられている収納袋に、何も考えずにぐいぐいと押し込んでいくだけです。
収納が簡単なのもメリットの1つだと思います。
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