小柄なギタリスト兼ボーカリスト兼プロデューサー「リック・デリンジャーで漫遊記」感想

 

ロック大陸漫遊記 第189回

   今週のテーマは「リック・デリンジャーで漫遊記」でした。


   リック・デリンジャーさんはギターリストでありボーカリストでありプロデューサーであり、アイドル的な見た目もあって'70年代は人気だったそうです。

   古い洋楽に疎い僕はもちろん知りませんでしたが、草野さんがオープニングで「知らない人も多いと思いますが……」と断っていたので、今回初めて聴く人も多かったのかな??どうなんでしょう。


オンエアリスト

① ナンプラー日和 / スピッツ

② Hang on Sloopy / The McCoys

③ Rock And Roll, Hoochie Koo / Rick Derringer

④ River's Risin' / The Edgar Winter Group

⑤ Sailor (Live) / Derringer

⑥ Desires of the Heart / Rick Derringer

⑦ Eat It / Weird Al Yankovic

⑧ 君が思い出になとる前に / ネーネーズ   


ひとことメモ

   年代順にオンエアしています。


   ②”The McCoys”はリックさんが弟や同級生と結成した最初のバンド。

   ③”Rock And Roll, Hoochie Koo”は代表曲。リック・デリンジャーをスターダムに押し上げた曲。


   ④”The Edgar Winter Group”ではギタリストとして活躍。プロデューサーも兼ねてた。

   ⑤”Derringer”の頃はハードなギターリフのかっこいい曲が多い。これぞリック・デリンジャー!と草野さん絶賛。

   当時、セッションギタリストとしても引っ張りだこで、リンゴ・スターのバンドでも活躍していたそうです。


    ⑥”Desires of the Heart”を収録したアルバムは79年発売の隠れた名盤。ポップで胸キュン。スピッツっぽい(というかスピッツが影響を受けている)と話してました。

   ⑦”Eat It”はマイケル・ジャクソンのビート・イットのパロディ。


   リックさんは90年代に入るとルーツであるブルースに回帰してブルースのアルバムもリリースしている、とのことでした。


* * *

   ギターも良くロックでポップで聞きやすい曲が多かったですが、そのぶんインパクトも弱かったようにも感じました。

( ……と書いておきながら、⑤「Sailor (Live) 」の収録されているライブアルバムをサブスクで聴いたら、ギターの音がかっこよくて気に入ってしまいました。けっこうハマるかも?以上追記)


   最後に草野さんが「リックさんは小柄で背が低い。自分がギターを持ってステージに立つとこんな感じかなと参考にさせてもらった」という小話を入れたのが微笑ましかったです。


YouTubeMusicプレイリスト

   ロック大陸漫遊記でオンエアされた曲を、普段から聴けるように毎週プレイリスト化しています。

   YouTubeMusicで限定公開してますので、同じくYouTubeMusicに加入している方はよかったらご利用ください。

   なお、違法アップロードと思えるものは避けて、公式と思える楽曲のみで作成するようにしています。(たまにわからないときがあるけど)


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