みなさん、アレクサ使ってます?
我が家はリビングのアレクサを”Echo dot”からディスプレイ付きの”Echo Show5”に変えて以来、ますますアレクサの活用頻度が高まりました。
アレクサはよくできているところもあれば、どこか抜けているところもあってまだまだ発展途上の子供みたいな感じですね。
そんなアレクサのちょっとおかしなところを紹介します。
アレクサはせっかち
アレクサに話しかけることといえば、たいていタイマーのセットか音楽再生です。
音楽を再生するときはプレイリストを言うか、アーティスト名を言います。
アーティスト名に続いてアルバム名を指定することもできます。
その際、どのアルバムを流すか決めないまま「アレクサ」と声をかけることもよくあるのですが……
僕「アレクサ、德永英明の……(どのアルバムをかけようかなぁ)……、たい」
アレクサ「徳永英明の楽曲をシャッフル再生します」
はやっ!
一瞬も待ってくれません。「判断が遅い」と頬を叩かれかねない勢いです。
アレクサがあまりにせっかちなので毎回焦って噛みそうになります。
なお同じスマートスピーカーでもGoogleの"Nest mini"はもう少し気が長いです。
「OK, Google. 徳永英明の……」としばらく逡巡しても次の発声まで待ってくれます。
これもA.I.の個性なんですかねぇ。
アレクサは小学生のような英語を使う
また音楽再生ネタです。
アレクサはなまじ英語圏生まれなので洋楽をリクエストすると、おかしなことになります。
僕「アレクサ、クイーンのアルバム『The Miracle』をかけて」
アレクサ「クイーンの『ザ・奇跡』というアルバムをみつけられませんでした」
なんでやーーー!!
中途半端に英語と日本語が混ざって、英語習いたての小学生みたいになってるしー。
何度リクエストしてもMiracleが「奇跡」と翻訳されて目的のアルバムを再生してくれません。
しかもmiracleが奇跡と訳されているので、発音が悪くて認識してないというわけでもないので、どうしようもない。完全に詰んでます。
なお、同じクイーンの「オペラ座の夜」は「A Night At The Opera」と英語で言わないと再生してくれませんでした。
アレクサは純粋すぎてからかわれないか心配
例えば「アレクサ、優しいあの子をかけて、と言ってみて」などです。
過去にかけた曲をもとにレコメンドされていると思うのですが、たまにドキリとする例文が流れたりします。
「アレクサ、うんこをかけて、と言ってみて」
いやいやいやいやいや、うんこ掛けちゃダメでしょ。
これ、子どもたちがリクエストした森山直太朗さんの「うんこ」という歌だと思うのですが、もうちょっと言い方を考えるとか、むしろそこは例文に出さないでおくとかしましょうよ。
アレクサは与えられた仕事を言われたとおりに真面目にこなしているだけなのでしょうが、その物事を疑わない純粋さが心配です。
もしもアレクサが小学生だったとしたら、下ネタ大好きな男子小学生にからかわれた挙げ句、パシリに使われてそう……。
ちなみに「うんこ」の歌は、森山さんがすごいいい声でしんみりとした歌詞を歌っていて、タイトルのわりに隠れた名曲感があります。といっても所詮うんこなのですが。
失敗談ばかりではアレクサもかわいそうなので、最後に年末限定(?)でアレクサが便利だった話をします。
アレクサは合唱する
アレクサには「マルチルームミュージック」という機能があり、「アレクサ、全部の部屋の音楽をかけて」と言うと、家中のEchoデバイスで同じ楽曲を同時に再生することができます。(家にデバイスが複数ある場合)
普段は「そんなことして何になるの?」と思ってしまう機能ですが、家中を動き回る大掃除のときに便利です。
リビングで流れている曲が2階に上がっても流れているので、BGMに最適です。
どこでもかしこでも同じ音楽が流れるのはまるでアレクサが合唱しているようです。
これで嫌な大掃除もちょっとは気が紛れるかも??
そんなわけでアレクサは便利なようでまだまだ抜けが多く、日に何回かはうまくリクエストが伝わらなくて地団駄を踏んだりしてます。
とはいえもうなくてはならない存在なので、これからますます進化して使いやすくなってほしいですね。
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