ロック大陸漫遊記 第153回 感想
今週のテーマ「ポール・ウェラーで漫遊記」
今週はワンアーティスト特集でした。
ポール・ウェラーという名を僕は初めて聞きました。みなさん知ってました?
草野さんの解説によると、
ポール・ウェラーさんは1958年にロンドンの郊外で誕生し、幼少期はビートルズに憧れたそうです。
1977年にTHE JAMでデビューし、音楽としてはパンク、モッズというジャンルだったようです。(モッズがちょっとよくわからないですが)
ちなみに、草野さんは結成当時メンバーみんなロン毛だったことを後で知って驚いたそうです。……わりとイケメンとロン毛は頻出ワードですよね。草野さん、ロン毛になりたかったのかな。
THE JAMの後半から解散以降は、ソウルミュージックへ傾倒し、スタイル・カウンシルというバンドで活動し、90年代にソロデビューした、とのことでした。
ポール・ウェラーさんは怒れる10代の代表のような人(草野さん談)でしたが、おととし還暦を迎えたそうです。
おしゃれなまま歳を取っていて貴重な存在と草野さんが称してました。
そして今年発売したアルバムが全英1位になったことで、5つの年代で全英1位を獲得したアーティストとなったそうです。
50年間ってことですよね、すげー!
草野さんはおしゃれな音楽が好き?嫌い?
番組ではポール・ウェラーさんの遍歴に合わせて楽曲を紹介していました。
草野さんはスタイル・カウンシル時代は「おしゃれすぎて眼中になかった。天の邪鬼だから」と言ってました。
でも番組の最後には「ポール・ウェラーさんの音楽をあらためて聴いてみるとおしゃれ。自分に持っていないものを持っていてうらやましい」というようなことを話してました。
おしゃれな音楽に対しては天の邪鬼な態度を取ってしまうけど、嫌いじゃないし、ほんとは好きってことなのかな。
「イケメン」「ロン毛」「おしゃれ」という単語に対して、草野さんはちょくちょく反応しますよね。
草野さんの音楽性(?)、人格(?)にさり気なく関わってきているようで興味深いです。
漫遊メモ
以下、僕の感想や草野さんのコメントなどのメモです。
④ Shout To The Top / The Style Council:
草野さん「おしゃれだが、内容は労働者階級の叫びや社会風刺政治であり、実際はパンクだった」
⑤ Clues / Paul Weller:
草野さん「曲のなかにフルートが入ってる。フルートの入っているロックが好き」
静かだけど、じわじわと上がっていく熱が感じられて、今回オンエアされたなかで一番好きな曲です。もちろんフルートもいい感じ。クールです。
Twitterでどなたかが「ウサギのバイクみたい」とつぶやいていましたが、たしかにイントロの雰囲気がちょっと似てるかも。
⑥ Has My Fire Really Gone Out? / Paul Weller:
草野さんのコメントを聞き逃してしまったのですが、TwitterのTweetを読んでると、スピッツの「ありがとさん」のルーツになった曲だそうです。
2分30秒あたりのワンコードで押しまくるところに注目だそうな。
そことは別かもしれませんが、アウトロが「ありがとさん」に似ていると感じました。
⑦ Village / Paul Weller:
今年7月にリリースされたソロ15作目のアルバムからの一曲。
歌声を聴くと還暦を過ぎてるとは思えません。
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