今更ながら映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観て、妻とともにクイーンにハマってます。
”クイーン グレイテスト・ヒッツⅠⅡ & Ⅲ”
最初はサブスクでクイーンの曲をシャッフル再生していたのですが、どうしても手元に円盤が欲しくなり、「グレイテスト・ヒッツ」という3枚組のベスト盤を買ってしまいました。
CDは日本版です。3枚全部に解説と対訳が付いています。
僕はクイーンについて全くと言っていいほど知らなかったので、短い解説でも非常に参考になりました。
例えば、グレイテスト・ヒッツIには前期のクイーンの曲が収録されているが、一番新しい「THE GAME」だけは後期に分類さる、とか。
ベースのジョン・ディーコンが作曲した「地獄へ道連れ」が’80年代のアメリカ最大のヒットシングルだ、とか。
後期クイーンはシンセサイザーを使うようになりダンスやテクノなどの要素を取り込んだ、など。
クイーンのファンや当時の若者なら知っていて当たり前のことでも、知らない僕にはタメになります。
それにしても、CDを聴いてみてわかったのですが、僕はこれまでクイーンを全く聴いてこなかったどころか、ほとんど興味なく素通りしてきたようです。
超メジャーな「WE WILL ROCK YOU」「伝説のチャンピオン」が2~3分の短さということすら知りませんでした。
またクイーンには大仰で耽美的なイメージがありましたが、実際にはギターがめちゃ歪んでいてヘビーでした。それでいてコーラスが分厚くて美しいということも初めて知りました。
クイーンはなんとなく敬遠してきたのですが、もっと早く聴いておけばよかったなと後悔してます。
「地獄へ道づれ」「Don't stop me now」「輝ける7つの海」「Under Pressure」「RADIO GA GA」その他どの曲もかっこいいです。
”クイーン ヒストリー 1973-1980”
妻が映画を観て以来、僕以上にクイーンにハマっていて、Amazonプライムにあるクイーンとフレディ・マーキュリーのドキュメンタリー映像を観まくっています。
3つほど観たところで無料で観れるものがなくなり、有料の”クイーン ヒストリー 1973-1980”を観たいと言い出しました。
自分も興味があったので、Amazonプライムで初めてお金を出して3日間レンタルして観てみることにしました。
内容は、音楽評論家やギタリストのインタビューやクイーンのライブ映像を交えながら、デビュー作の「旋律の女王」から「THE GAME」までのアルバムを年代順に追っていくというものです。
コアなファンには物足りないのかもしれませんが、クイーンの歴史を知らない僕にはどれも興味深かったです。
どのアルバムやシングルが売れたか、どのアルバムが称賛され、あるいは酷評されたか、など。
ドキュメンタリーを観て「クイーンII」「オペラ座の夜」「The GAME」の3作が名盤として人気が高いことがわかったので、CDを購入して聴いてみるつもりです。(サブスクでも聴けるんだけどCDがほしくなるのは悪いクセ)
最後に、ドキュメンタリーのなかで評論家の方が話して、印象に残った言葉を書き留めておきます。(メモせずに頭の中に記憶しただけなのでちょっと違うかも、ですが)
70年代後半にパンクが台頭したあとに、クイーンがヒット作を生み出したことに対して、
「クイーンは時代の流行に無関係だった。だから流行に乗り遅れることもなかった」
「クイーンは音楽シーンにほとんど影響を与えなかった。なぜなら彼らはとてもユニークで誰も彼らをコピーしなかったから」
影響を与えたなかったと言わせるところが逆にすごい……。
クイーンと過ごした輝ける日々
グレイテスト・ヒッツをAmazonで注文した際に、妻が欲しがっていたので「クイーンと過ごした輝ける日々」という本も注文しました。
写真の右側の書籍です。
元「ミュージック・ライフ」編集長の東郷かおる子さんの著書で、インタビュー中心のため読みやすそう。
まだ読めてませんが、これも読みながら少しずつQUEENの世界に浸かっていこうと思います。
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