初めて5m泳げた夏 ~鳴和台プール 感想

   9月に入って、夏休み中によく行っていた若宮プールと野々市プール(屋外)の営業が終わってしまったので、室内の鳴和台プール(鳴和台市民体育会館)に行ってきました。
鳴和台プール

   鳴和台プールに行ったのはこれが初めてですが、室内プールなのに小さい子供でも楽しめる作りになっているので、自分たちのようにまだ子供が小さい家族にとってはとてもありがたいです。
   まず水深が浅いです。一番深いプールでも0.9mしかないので、一番小さい三男(4歳)でも足がぎりぎり届きました。
   また幼児向けの浅いプール(0.45m)も別にあります。ここは浮き輪も使えました。
   今日はやりませんでしたがウオータースライダーもあったので、子供が大きくなってからも楽しめそうです。
   またリフレッシュエリアと称して温泉(湯舟)があったのもよかったです。
   最後は温泉(湯舟)につかって疲れを取ってから上がりました。

   通年営業しているようなので子供をプールに慣れさせれるためにも、秋以降も1カ月に1回のペースで行こうと思います。(ただ、10月からしばらくは改装で休業のようですが。汗)

   鳴和台プールには、若宮プールと野々市プールとは違う点が2つあります。どちらも要注意です。
  • プレパスが使えない。僅かですが、子供もお金がかかります。1人150円でした。
  • スイミングキャップが借りれない。しかも着用必須なので、持っていない場合はその場で購入する必要があります。500円でした。
   とはいえ、2時間遊びに来たと思えば、そして子供が水に慣れて楽しんでくれることを思えば、安いかな。




水が苦手な長男が5m泳いだ!!

   実は上の子2人は昨年の春から1年ちょっとスイミング教室に通わせていたのですが、いつまで経っても水に慣れず怖がってばかりで、泳げるようになるどころか潜ることすらできなかったので、6月に退会しました。
   しかしスイミング教室をやめても学校ではプールの授業があるので、せめて水を怖がらないようにはなってもらいたい。
   そこで今年の夏は子供を連れてなるべくプールに行くようにしました。
   8月中に野々市プール2回、若宮プール2回の合計4回です。

   スイミング教室や学校の授業と違って、休みの日に行くプールは楽しそうで、少しずつ水に慣れて、いい感じでした。
   8月最後の日曜日に若宮プールに行ったときのことです。
   長男と「だるま浮き」の練習をしていたのですがかなり苦戦していました。
   不器用な長男は膝を手で抱えるために水中でジャンプしてしまうので、かえって上手く膝をつかめずにダルマになることができません。

   何回か失敗した後、長男が沈みながら、膝を抱え損ねた手を水中でV字に広げて足をバタバタし出しました。すると、少しですが泳いで前に進んだのです!
   怪我の功名というか、失敗は成功の基というか、だるま浮きに失敗した代わりにちょっとだけ泳ぐことができたのです。
   それがきっかけとなって、あれよあれよという間に、顔をつけたまま5m泳げるようになったのでした。何が吉と出るかわからないものですね。
   その日の間にだるま浮きもできるようになりました。

   それだけではありません。長男の成功に刺激されたのか次男までやる気を出し、今までなかなかやろうとしなかった潜ることを始めたのです。
   そしてこの日、5秒間潜れるようになりました。
   ついでに三男も水の中で楽しそうにはしゃぐようになりました。

   たかが5m、されど5m!
   初めてバタ足で泳いで水中から顔を上げたときの長男の嬉しそうな、勝ち誇った顔が忘れられません。
   長男→次男と良い連鎖も生まれて、珍しくいろいろなことが上手く回った一日でした。     やったね!!
   夏休みはあちこち遊びに出かけましたが、それよりも何よりも夏休みの一番の良い思い出ができたのではないかと思います。

「独りを忘れた世界に 水しぶきはね上げて バタ足 大きな姿が泳ぎ出す」(プール / スピッツ)

   最後はスピッツのファンブログらしく、草野さんの歌詞でしめてみました。