スピッツ ミュージックビデオ マイベスト5 その2

   前回からの続きです。
   スピッツモバイルのMVランキング企画に合わせて、自分の好きなミュージックビデオを5曲選びました。5曲中3曲は「チェリー」「スカーレット」「メモリーズ」で、前回紹介しました。
   今回は残りの2曲を紹介します。

さらさら



   4曲目は「さらさら」に投票しました。また屋内演奏ものか!と思われたら申し訳ないのですが、「ホタル」とどちらにするか迷った末に、「ハヤブサ」から2曲というのも偏っているし、選曲した年代をばらしたかったというのもあって、「さらさら」を選びました。
   ビデオの内容は、中央のみ照明のついたスタジオのなかで、スピッツのメンバーが曲を演奏しているところを、複数の固定カメラが撮影しているというものです。演奏場所が外から遮断されたスタジオということもあってか、音の輪郭がおそろしくはっきりと浮かび上がります。暗いトーンとも相まって、月世界のような感覚がします。
   曲が進むにしたがい、視点も切り替わりますが、カメラそのものは動きません。そのため、場面場面での映像は定点観察的で、音が鳴っているにも拘らず静かさすら感じられます。
   また、4人とも基本的には無表情なのですが、その奥に何か固い決意を感じさせるものがあります。
   隔離された空間、静寂、メンバーの何かを秘めたような表情。ーー派手さはありませんが、4分24秒の映像のなかに、何だかよくわからない力が宿っていて、ぞくぞくとさせられます。

水色の街




   ラスト5曲目は「水色の街」に投票しました。いろいろ悩んだのですが、映像として美しいものをということで、これにしました。水墨画のような世界観がとても好きです。
   ふつうは、歌が先にあって次に映像があるものですが、この曲だけは、まるで映像が先にあって、その映像に合わせて音楽が作られたような錯覚を覚えます。
   なんとなく、東南アジア、ベトナムかどこかで撮影したのかなぁと思っていたのですが、ネットで調べたら千葉県なのですね。近くの動物園から湖まで象を運んだとか。よく考えたらベトナムに象はいないか。

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   以上が、僕が選んだスピッツミュージックビデオのベスト5になります。「チェリー」「スカーレット」「メモリーズ」「さらさら」「水色の街」でした。
   あらためて見てみると、演奏シーンがメインのシンプルなものが多いですね。やっぱりスピッツはロックバンドということもあって、凝ったストーリよりも純粋に演奏を見たくなります。
   終わってみると、5曲だとちょっと物足りない感じがするので、5曲選ぶときに迷った挙句に外した曲を次点として、次回紹介したいと思います。
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