5月に大阪で参加してきたスピッツのFCイベント「ゴースカ vol.9」について振り返りたいと思います。
会場の熱気のなかではすごく楽しいライブでした。満足以外の言葉がみつかりません。
ただ終わって外に出て夜の空気にあたって、スピッツの歌を口ずさみながら川沿いを歩いていると、あれれ?レアな曲が「田舎の生活」しかなかったぞ、と。なんだか物足りないことに気づいてしまいました。
そう、楽しかったし満足なんだけど、なんか物足りない。
で、ずーっとモヤモヤしてたわけですが、ある日車の中で30/50のライブ音源を聴いていたら「あ、これだ」と電球マークが点灯しました。
今回のゴースカって一般向けの周年イベントに近いセトリだったんだなと。
メジャーなシングル曲とライブで盛り上がる定番曲をきれいに配置したセトリ。
たぶん自分が「スピッツ〇〇周年のライブ用のプレイリスト」を作ったらこんな感じになる。(運命の人、ヒバリのこころ、ロビンソン、楓、猫になりたい、スピカ、8823、俺のすべて、バニーガール……)
それでなんとなく納得しました。
楽しかったし、豪華なセトリだったから、ある意味これでいい!と。(なんじゃそりゃ)
じゃあ、他にどんな選曲があったんだろう、ファンクラブ向けに特化したらどんなだったんだろう、と考えてみました。
今回のセトリが小高い丘がだらだら~と裾に広がっているような誰が聴いても良い感じの選曲だとしたら、ファンクラブ特化型はそれとは真逆で、無数のトンガリのある針の山のような選曲です。
例えば、僕の場合「おっぱい」は聴きたいけど「コスモス」はそうでもない。でも逆の人もいるはず。
「テレビ」は聴きたい(毎回アンケートに書いている)けど「タンポポ」はそうでもない。でも逆の人もいるはず。
で、おっぱい、コスモス、テレビ、タンポポのようなマイナーな歌ばかりで構成されているライブ。
刺さらない針もたくさんあるけど、刺さったらかなりビリビリときちゃう。というか2,3本刺さっただけで「ごちそうさまです」と言えるようなセットリスト。
真のファンになればなるほど全部の針に刺さるような、そんな尖がったセットリスト。
まあ、実際体験したらどんな反応するかわかりませんが。次のゴースカはそんなライブでもいいんじゃないかなぁと思いました。
以下、余談。
ゴースカの翌日、会社で後輩から「昨日のスピッツのライブはどうでしたか?」と聞かれたので、
僕「すごくよかった。でもファン投票のベスト3がロビンソンだったんだよね。できればもっとレアな曲が聴きたかった」
後輩「そうなんですね。と言ってもスピッツの曲知らないんですけどね」
僕「!?」
後輩「ちょっと待ってくださいね(スマホをいじる)あ、この空も飛べるはずという曲、合唱祭で歌ったことあります」
僕「!!?」
後輩「ロビンソンは……あ、これ僕が生まれる前の曲ですね」
僕「!!!?」
「ああ、AR(After Robinson)の世代かー」と新単語が思い浮かんだり、「隠したナイフを合唱しちゃいましたかー」と唸ったり、まあいろいろ感情が沸き起こったライブ翌日でしたとさ。

コメント
コメントを投稿