【感想】スピッツ ゴースカ vol.9|楽しかったけどレア曲が少なかったのがちょっと物足りない

  2026年5月12日に開催されたスピッツのFC限定イベント「Spitzbergen tour 2026 "GO!GO!スカンジナビア vol.9"」(以下、ゴースカvol.9)に参戦してきました。

 場所は大阪のフェスティバルホールです。大きくて美しい会場でした。

 席は1階のかなり前の方でした。やったぜ。

フェスティバルホール

 開場18:00、開演19:00。終演は21:30ごろでした。

 約2時間半、スピッツをたっぷり堪能してきました!

 ただ、レア曲が少なかったという不満もちょっと……。


セットリスト

 新曲含めて計25曲が披露されました。

 ※リスト中の前半①②、後半①②は僕が勝手に区切ったものです。


前半①

01.アケホノ

02.運命の人

03.ヒバリのこころ

04.桃

05.正夢

06.三日月ロック その3

07.愛のことば

08.僕はきっと旅に出る

09.バニーガール


前半② (ドラムセット前面に移動)

10.魔女旅に出る

11.若葉

12.田舎の生活

13.灯を護る


後半① 激しいロックコーナー

14.空も飛べるはず

15.夜を駆ける

16.大好物

17.8823

18.1987→

19.俺のすべて


後半② ベスト3発表~アンコール

20.ロビンソン(会場3位)

21.楓(会場2位)

22.オバケのロックバンド(会場1位)

23.やぶる歌(仮) ※以下、アンコール

24.猫になりたい

25.スピカ


 ざっくり4つに分けたそれぞれのパートについて感想を書いていきます。

スピッツ ゴースカ vol.9

前半① 感想|アケホノで開幕!

 ライブの1発目の曲は「アケホノ」でした!

 ライブで聴くのは初めてです。

 いきなりレアなの来たー。

 その後「運命の人」「ヒバリのこころ」と続きます。

 久しぶりに聴く「ヒバリのこころ」はやっぱいい!

 テンションが上がりまくりで、めちゃ飛び跳ねました。

 三輪さんのギタープレイがかっこよくて痺れます。

 デビュー曲が何年経っても色あせないって最高ですよね。


 この後の「桃」「正夢」は他のライブでもちょこちょこ聴いていたのでやや新鮮味に欠けました。

 前半①最後のハイライトは「僕はきっと旅に出る」です。

 すっごいよかった!もともと大好きな曲ではあったのですがライブで聴くと、青くさい気持ちが胸いっぱいに広がって何とも言えない気持ちに……。

 草野さんの歌声も伸びやかなだけでなく郷愁も感じられて、CDとはまた違った魅力がありました。


前半② 感想|﨑山さん、前に出る!

「バニーガール」で「Only You!」と指さし点検をした後(楽しかった!)、ステージの模様替えがありました。

  いつもステージの一番奥にいる﨑山さんのために、新しいドラムセットが前面に組まれたのです!

 田村さん、草野さん、﨑山さん、三輪さんが横一列に並ぶという奇跡のような光景!


 このセットで歌ってくれたのは「魔女旅に出る」「若葉」「田舎の生活」「灯を護る」でした。

 どの曲もうっとりしながら聴きましたよ。


「若葉」はあらためて楽曲の良さを認識させられました。

 実はこの曲が発表されたころは子育てが忙しくて、青くさくて希望がある感じの歌が響かない時期だったんですよね。あれから10年以上経ち、ようやく「若葉」の歌詞が素直に心に沁みるようになりました。というか今年高校生になった長男の3年後を思いながら聴いてました。ん-、親の目線(^_^;)


「田舎の生活」はライブで聴くのは初めて。いやー、やっぱよかった。マヨイガに迷い込んだような神秘的な音作りで、吸い込まれました。

 あと演奏後の「沢水は煮沸・消毒してから飲みましょう」「そんな田舎の生活いやだ」「サバイバル生活じゃん」っていうトークがちょっと面白かったです。


 そして「灯を護る」。﨑山さんが冒頭でたたく太鼓の音が力強い!なんでもこの太鼓はこのためだけに新たに購入したそうです。

 また演奏パートでのドラムとベースの音が体の芯に響いて、自然と手拍子にも熱が入りました。

 いや、実は「灯を護る」は個人的には良いんだけどなんかなーという微妙な感じだったのですが、ライブで化けました。めちゃめちゃいいじゃん!リズム隊大活躍で、すっごいライブ映えする歌だったんだなと。


 終わってみると、このドラムセット変則セッションが、今回のゴースカ唯一の遊び心のある時間でした。


後半① 感想|怒涛のロックナンバー!

 前面のドラムセットが片づけられ、﨑山さんが元の位置に戻ると、後半戦突入です。


 誰もが知ってる名曲「空も飛べるはず」からゆったりと始まり「8823」「1987→」「俺のすべて」などの激しいロックナンバーへとつながっていきます。

 ここが一番汗をかいた時間帯ですね。ずっと飛び跳ねてました。


 サプライズはなんといっても「俺のすべて」のアウトロで草野さんがステージを下りて1階席を練り歩いたことです。

 通路側の人たちはみんな草野さんとハイタッチしてました。わぉ。

 僕は通路から3番目の席だったのでちょっと遠かった(^_^;)

 でも草野さんとタッチできたお隣の女性が「おすそ分け」と称してその手で僕の腕に触れてくれました。間接的に草野さんのパワーをもらえたかな??


 ちなみにこのステージを下りて1階席を歩くというサプライズは、草野さんがふなっしーのファンミーティングに参加した際に、ふなっしーがやっていたのを見て思いついたそうです。

 もしもふなっしーが空を飛ぶ演出をしたら、次のゴースカでは草野さんが「空も飛べるはず」を歌いながら空を飛びだすんじゃないかという話題で盛り上がりました。

 

後半② 感想|意外過ぎるファン投票結果

 さあ、ついに来ました!

 本会場のファン投票上位3曲のお披露目タイム!


 3位は……なんと「ロビンソン」

 えー。なんでそんなベタなー。

 いや、大好きな曲だし、演奏もめちゃ良かったのですが。


 続いて2位は……「楓」

 これまたベタな。いや、草野さんの切ない歌声に泣きそうになりましたけどもね。


 ラスト、1位は……「オバケのロックバンド」

 これはちょっと嬉しかったかな?また聴けるとは思わなかったし。

 田村さんのツノ出しポーズや、草野さんの「君に聴かせるためだけに」ポーズが、愉快でしたし。

 なにより楽器隊のボーカルパートがかわいかった(?)ですし!


 でもなんだか、もやっとしました。いや、会場のベスト3だから、文句を言うことでもないのですが。いつもと違う曲を聴きたかったなーと。

 1位はともかく2位3位はどうしてこうなった。新規ファンが増えたから?ロビンソンが昨年発売30周年だったから?草野さんがテレビで「注目されなくなったらロビンソンと楓だけで営業できればいい」みたいなことを言ったから?

 せっかくのゴースカなのにいつものツアーと変わらない曲、というのはちょっとさみしかったなーと。


 アンコールは新曲「やぶる歌(仮)」と「猫になりたい」「スピカ」でした。

「猫になりたい」「スピカ」の流れはきれいだったし、素敵でしたが、どちらの曲もゴースカではわりとよく聴くので、できればアンコールでは他の曲がよかったな、と思ったり。


 さて、新曲披露のあとに、メンバー紹介がありました。

 そこで田村さんが「新曲を弾いているときが一番楽しい」と話していたことが心に残ったので書き留めておきます。

 草野さんも同じ感想を述べていて「何も制限がなかったら全部新曲でセットリストを組んでる」というようなことまで言ってました。また2つ前のアルバムくらいが一番楽しい、みたいなことも。(でも今回「見っけ」の曲は演奏されなかったような?)


 新曲が一番楽しいっていうことは、常にワクワクを持続していて、これからもまだまだ新作が誕生し続けるってことですよね。

 過去じゃなくて今を生きてる……とてもスピッツらしくて、素敵です!

スピッツ ゴースカ vol.9

最後に

 ライブが終わった直後は「最初から最後まで楽しかった!」と満足でしたが、しばらく経つと「あんまりレアな曲がなかったな……」とちょっと物足りない気持ちになりました。

「田舎の生活」が聴けたことは大収穫でしたが、あともう一曲何かあったらもっとよかったなと。

 そうえいば今回はゴースカらしい遊びも少なかったですね。昔はプレゼント企画や写真撮影タイムとかあったのに。

 次回はもっとレアな曲をやって遊びも増やしてほしい。いっそファン投票をやめてメンバーがやりたい放題セットリストを作っちゃってもいいのではないかと思いました。


 いろんな思いはありますが、何はともあれ楽しいライブをありがとうございました。

 スピッツのみなさまゴースカ完走おめでとうございます!

ライブ後のひとり祝勝会

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