【感想】【ネタバレあり】スピッツ ひみつスタジオツアー @金沢|あんな曲やそんなことも。特別な夜でした

   6年10ヶ月ぶりに地元金沢でスピッツのライブが開催されました!

   やったぜ、いやっほー!!

   ってことで、16時半まで仕事をしてから、妻と二人で子供たちを家に残して金沢歌劇座まで行ってきました。

(ちなみに車は「しいのき迎賓館」の地下駐車場に停めました。市役所側は満車でしたが、こちらはガラガラでしたよ)


   あんな曲やこんな曲あり、ちょっとしたハプニングあり、ゆるくて楽しいトークありで、最高のライブでした。


    以下、ライブのネタバレありなので、セトリを知りたくない人は退避してくださいね。

スピッツ ひみつスタジオツアー







現地到着!……気になる座席は?

   歌劇座の裏にツアートラックが停まっているのがわかっていたので、裏から回って、写真を撮ってきました。

   んー、黄色がかわいい。

スピッツ ひみつスタジオツアー ツアートラック

   僕が現地に着いたときにはすでに入場が始まっていました。

   座席は当日の入場の際までわからないシステムだったのでドキドキしながら入場列に並びます。

   i-o君のTシャツを着ている人や黄色のツアータオルを肩にかけている人が多かったですね。


   いよいよ自分の入場の番になり、ベルゲンの会員証を受付に見せます。

   ICチップが壊れていて反応しなかったらどうしようって別のドキドキもあり、

   とりあえず2枚分発券されてホッとして、

   結果は……、


   2階の真ん中のやや右寄りの席でしたーー。

   1階じゃなかったかー、残念。


   でも意外とメンバーの姿は大きく見えたし、舞台効果もよく見渡せたし、周りの人も盛り上がっていて疎外感もなかったし、全然問題なかったです。ホールの最後尾ってアリーナの中央よりも近いかも。

   あと、ライブ中にステージの中央と左右の3点からレーザーが扇状に広がる演出があるのですが、それが2階から見ると1階席を覆う天蓋のようで美しかったです。

   そこにスモークがたかれると光が溜まって、色とりどりの雲海のようでもあって、下界を見下ろす天上人の気分でした。(何様)

   ってことで、歌劇座の2階もなかなか悪くはなかったです。

   次は1階がいいなとは思いますが(^_^;)



   ライブは19時から始まりました。(平日だったので少し遅めです)


ステージのこと

   メンバーの配置はいつも通り、向かって左に田村さん、クージーさん。中央が草野さん、﨑山さん。そして右側に三輪さんと、i-o君でした。

   i-o君のロボットが三輪さんの後ろ(﨑山さんの横)に立っていたのが今回のステージのポイントです。

   またステージの背景はそのi-o君の設計図でした。これは星座のように見えて神秘的でした。

   そしてライブの中盤で背景が黄色を基調としたi-o君の明るい絵柄に変わったのもアクセントになってよかったです。

 

草野さんの歌声は美しかった

   何から話そうかなーと思うのですが、まずは草野さんの歌声が美しかったです。

   ライブ後に、6年ぶりにスピッツを観た妻が「草野さんの歌声、昔とぜんぜん変わってなかったねー」と言ってましたし。ほんとそれ。

「ロビンソン」や「8823」の高いところも「美しい鰭」のファルセットも危なげなく出していたし、声も伸びてましたし。

   あらためてほれぼれしました。

   唯一無二の歌声。ずっと素敵です!


歌のこと

   ライブの曲順に感想を書いていってもダラダラしてしまうと思うので、思いつくまま感じたことを書いていきたいと思います。


ときめきpart1と未来未来

   ライブの1曲目は「ときめきpart1」でした。

   ここでこの曲を持ってきたかー!と驚きつつも、たしかにこの曲の配置としてはここが一番しっくりくるかも、という納得の1曲目。

   美しい旋律にあっというまにスピッツの世界に飲み込まれました。


「未来未来」は今作「ひみつスタジオ」のなかで一番ライブで聴きたかった曲です。

   絶対にやってくれるだろうとは思っていたのですが、実際にライブで聴けてほんとよかったです。ライブ中盤くらいで演奏してました。

   これくらいのテンポがぴょこぴょこ跳ねやすくて一番楽しいんですよね。僕はずっと飛び跳ねてました。(まわりの人はそうでもなかったけど)

   サビの「おねがいだからそばにいて〜」のところがタンタンタンタンって昇ってく感じなので、ここでリズムに合わせて跳ねてると気持ちいいのです。


美しい鰭と大好物

   この2曲はどちらも生で聴いたら、CD以上に心に刺さるものがありました。


   特に「美しい鰭」のファルセットの美しさには震えました。


    バンド結成から何年経っても、新曲が一番の名曲ってのはすごいことだなと。


フェイクファーと月に帰る

「フェイクファー」は4曲目、「月に帰る」はアンコールの2曲目に歌ってくれました。

「フェイクファー」はイントロが始まった瞬間に思わずガッツポーズをしてしまいました。

「月に帰る」は最初「渚」と勘違いしたのですが、すぐに「これはもしかして……!?」となって「月に帰る」だとわかった瞬間に一瞬意識が遠のいて、また戻ってきました。


   どちらも大好きな曲でライブで一度は聴きたいと思っていた曲だったので、めっちゃ嬉しかったです。


「柔らかな心を持った初めて君と出会った」「今から箱の外へ」……この曲を何度も聴き続けていた十代の終わりを思い出しました。

   それから「月に帰る」のギターサウンドが重厚で、幻想的で。レーザーとスモークの演出もあって、目眩を覚えるくらい美しくて。

   スピッツの音の世界にどっぷりとつかりました。最高です。


   ああ、ほんと聴けてよかったー。


   あとは「さらさら」と「恋のうた」「プール」「流れ星」「テレビ」「アパート」を聴けたら思い残すことはないです。(けっこう多いな)


ロビンソンとチェリー

   今回、「ロビンソン」と「チェリー」の両方を歌ってくれました。

   御三家からはツアーでは一曲だけという暗黙の了解があると思っていたので2曲も歌ったのがちょっぴり意外でした。


「ロビンソン」は三輪さんのアルペジオと草野さんのサビの高音が美しかったです。

「チェリー」は歌全体に漂う青くさい雰囲気とピンク色の明るめの照明の演出がうまくまざりあって、とてもよかったです。

   不思議と、会場全体が一つになっているというか、一つの時間を共有しているというか、そんな気分になり、聴きながら「ああ、幸せだなぁ」と思いました。


みそかと不死身のビーナスと1987→

「みそか」は3曲目に、「不死身のビーナス」はアンコール前2曲目に、「1987→」はアンコールのラストに歌いました。

「1987→」はこのなかでは最も新しい曲ですが、すっかりライブ曲として定着しましたね。

   どの曲でも会場はヒートアップしてました。


   自分の中で「スピッツライブ曲8」というライブで盛り上がる曲8選があるのですが、そろそろこの3曲と他数曲を追加して「スピッツライブ曲16」に変更しないといけないかもしれません。


8823と醒めない

   アンコール前のラストの、熱い曲を畳み込んで一番盛り上がるところで、草野さんが珍しく歌詞を間違えていました。間違えたと言うか、歌詞が飛んでた。


   1つ目は「8823」のCメロの「簡単なやり方でいいよ〜」のところ。

「かん……」で噛んだのか「ガンダーラ」と間違えたのか一文まるまる飛んでました。


   2つ目は「醒めない」で、2題目だったかの途中から歌詞が飛んでました。


   珍しいものを見れたなーと思ってたら、アンコールのときのMCでその2つの部分を弾き語りで歌い直してました。

「8823」や「醒めない」の弾き語りって貴重!ってことでちょっとラッキーだったかも?なハプニングでした。  


   なおアンコールの「ジュテーム?」もサビの歌詞が1題目と2題目がごっちゃになっていてちょっとミスってました(^_^;) 


紫の夜とめぐりめぐって

   最後に歌ってくれなかった曲のことを書きます。

   新作「ひみつスタジオ」からは「手毬」「Sandie」「紫の夜を越えて」「めぐりめぐって」が歌われませんでした。

「手毬」「Sandie」はおそらくライブではないだろうなぁと予想していました。

「紫の夜」については「NEW MIKKE」「ゴースカ」と続けて歌っていたのでもしかしたらないかもと心配していたのですが、悪い予感が的中して歌ってもらえませんでした。

   この曲はアルバムのなかの1曲として聴いてますます好きになったのでライブでもう一度聴きたかったです。

   最後の「潤み始めた目を開いて〜」からの上昇感が半端なくてたまらんのに。


   あと「めぐりめぐって」がなかったのがショックでした。

   絶対にアンコール前のラストに歌ってくれると思ったのになぁ。

   アルバムのラストの曲ってアルバムのイメージを決める大事な曲でもあると思うのでライブでも歌ってほしかったです。アップテンポだし絶対に盛り上がったと思うんだけど。


MCのこと

   今回MCがちょっと多めだったように思います。(気のせい?)

   MCのあと2曲歌ったらまたMCとかいうのもあったので。


   ただ、MCはだらだらすることなく、楽しかったです。

   草野さんはトーク苦手な感じを前面に出してますけど、そんなことはなく、うまいと思うんですよね。

   短くまとめながら、笑いのツボは押さえてますし。

   妻も「草野さんお話うまいよね」と言ってましたよ。


   印象に残っているMCを紹介します。


高速のSA

   前々日にライブのあった新潟から金沢まで貸切バスで移動してきたそうです。

   途中のSAで休憩した際に、草野さんがCDコーナーをのぞいたらいろいろなCDが置いてあって、でもスピッツはなかった、と話していました。

   それから寺尾聰さんも置いてあって、という流れから「ルビーの指輪」弾き語ってくれたと記憶しているのですが……今思うと、このあと話す2曲の後だったような気も……。ちょっと記憶があやふや(^_^;)

   ともかく低音で歌う草野さんの「ルビーの指輪」、渋くてかっこよかったです。


藤井風とVaundyのライブ

   どういう話の流れだったか忘れましたが、草野さんが藤井風さんとVaundyのライブを観に行ったという話になりました。

   チケットは自力で取るそうですよ。草野さんくらいになるとどこかからもらえると思ったんですが、そうではないんですね。。。

   でも藤井風さんのチケットは取れたけど、Vaundyのは取れなかったのでフェスに観に行ったそうです。

   最前列に並んで、Vaundy地蔵にならないように前のアーティストの回も盛り上げて、Vaundyのライブを観たと話していました。

   ちなみに誰からも草野マサムネとは気づかれなかったようです。「みんなVaundyを観に来ているからね」とは本人の言。


   このとき、藤井風とVaundyの歌を弾き語りしてくれました。(やったー)

   歌い終わって「最近の曲はみんなキーが高い」

   それに対して三輪さんが「草野も高いけどね」


   ……結局、歌詞ミスの2曲も含めて計5曲も弾き語ってくださいました。けっこう貴重かも??


オバケのロックバンド

   アンコールのメンバー紹介のとき、みなさん「オバケのロックバンド」のことに触れてました。

   やっぱりソロパートのボーカルがあるってことでいつにない緊張があったようです。


   田村さんは「歌っているときに動きが固まってしまっているから、草野は歌いながらどんな動きをしているんだろうってライブ中にずっと見てた」と熱烈なラブビームを送ってる話(違う)をしてました。


   﨑山さんは「テツヤがギターの音チェックのときに歌っているのを見て、自分もドラムを叩きながら歌ってみたけどドラムだと音程がわからなくて、練習になっているかどうかわからなかった」と話していました。


   三輪さんは「ギターを弾きながら歌うのは絶対無理だと思っていた。最初はカラオケにするという案もあった」と話していました。


   それぞれみなさん苦労があるみたいです。

   でもその成果もあって、ライブでの「オバケのロックバンド」は想像通り、いえ想像以上に楽しいものになっていました。

   これ、ライブの定番曲になってくれないかなー。

   どんどん進化して、最後は会場全体でサビを合唱するようになってくれたら楽しいと思うのですがどうでしょう?


i-o君のこと

i-o君と三輪さん

   ライブ中、ときどき三輪さんの気配が消えることがありました。

   よく見たら、三輪さんがi-o君のまえで演奏していて同化してる!

「暗殺教室」の渚くんみたいになってる!って思いながら目を見開いてその姿を見てました。


i-o君のキーホルダー

   ツアーグッズはTシャツを我慢してi-o君のキーホルダーだけ購入しました。1800円。

   手にとって見ると意外とずっしり重くて、存在感がありよかったです。

   さてどこに付けようかなぁ。

スピッツ ひみつスタジオツアー i-o君のキーホルダー

最後に

   6年ぶりに、スピッツのライブを地元の金沢で妻と参加できて、楽しかったです。

   やっぱスピッツいいなー、ライブいいなー、と思いました。

   ずっと聴きたかった「フェイクファー」「月に帰る」を初めて聴けたし、新作からは「未来未来」「オバケのロックバンド」が聴けたし。

   ただわがままを言うなら「紫の夜を越えて」と「めぐりめぐって」も聴きたかったです。

   アルバムツアーのときは、そのアルバムの曲をたくさん演奏してほしいって思うので。


   とはいえ、良い雰囲気のなか、素敵な歌をたくさん聴けて、特別な夜でした。

   ありがとうございます!

   順調に行けば、次は3年後、ぜひまた金沢に来てください!


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