【レビュー】ピッコロランタン|かわいくて小さいのにライトにもモバイルバッテリーにもなる優れもの!

    クラウドファンディングでglanox製の「ピッコロランタン」という小さなランタンを購入しました。


   ピッコロランタンの特徴は、

  • 縦長でコンパクト
  • テーブルに置くランタンとして使える
  • 手で持つハンディライトとして使える
  • スマホを充電する予備バッテリーとして使える
  • ちょっぴりかわいくておしゃれ

   です。

   ランタン・ライト・バッテリーの3WAYで使えてコンパクトでかわいらしいときたら惹かれちゃいますよね。もう買うしかない!


   なおglanoxは新潟にある日本のアウトドアメーカーです。


2個買いました

   クラファンで1個よりも2個の方が単価が安かったので2個買いました。

   2個で6610円(送料込)でした。

ピッコロランタン 2個

   おまけのネックストラップも2個付いてきました。

ピッコロランタン ネックストラップ

外観をチェック

   早速、箱から取り出して立てて置いてみました。

   細長くて小さいボディが可愛らしいしおしゃれです。

ピッコロランタン 縦置き

   ピッコロランタンのカラーはグレーとブラックの2種類があるようです。(クラファンした時期によって異なる)

   僕が買ったのはブラックです。

   グレーの方が好みですが、ブラックもフォルムがしまって見えてなかなか良いです。


   手に持ってみます。

ピッコロランタン 手で持つ

   小さいけど適度にずっしりしていて存在感があります。(といっても約110gしかないのでスマホ並みに軽いです)

   そしてひんやりして手触りが良いです。


   シリコンキャップを開いてみます。

   USBtypeAがOUTPUTです。スマホなどを充電するときに使います。

   USBtypeCがINPUTです。ピッコロランタンを充電するときに使います。

ピッコロランタン USBポート

   また吊り下げ用のハンドルもあるのでタープやテントに吊り下げて簡単に上から照射できます。

   もちろんネックストラップをつけて首からぶら下げておくこともできます。

   手ぶらで灯りを持ち運べて便利!

ピッコロランタン ネックストラップ

ハンディライトモードで使ってみる

   まずはハンディライトモードを試してみます。


   頭の電源ボタンを押すと電源が入ります。

   さらにボタンを押すと、押した回数でモードが変わります。

   1回目はハンディライト(強)、2回目はハンディライト(弱)です。


   筒を伸縮することで光の絞り具合を変えられます。

ピッコロランタン ハンディライト 収束・拡散

   夜、部屋を暗くして子供たちのフィギュアにライトを当ててみました。

   光の強さは「強」です。


   まずは広範囲に照らしてみました。

ピッコロランタン ハンディライト 拡散

   これでも十分明るい!


   次は筒を伸ばして光を絞ってみます。

ピッコロランタン ハンディライト 収束

   おお!光が収束して、まるでかめはめ波を撃とうとして気が集まっているようです。


ランタンモードで使ってみる

   ボタンを3回押すとランタンモードになります。

   押す回数により、白色(強)→白色(弱)→電球色(強)→電球色(弱)とさらに切り替わります。


   白色(強)の場合。

ピッコロランタン ランタンモード 白色

   電球色(強)の場合。

ピッコロランタン ランタンモード 電球色


   電球色は写真だと白色がきつく見えますが、実際にはもっとオレンジがかっていて暖かい色です。


   それにしても明るい!スリムなボディからは想像できない明るさです。

   登山などのソロならこれ1本で事足りますね。


   ファミリーキャンプならテーブルの両端にピッコロランタンを2本置けば、良い雰囲気で食事を楽しめそうです。

   さらに上からもうひとつ光源があればタープの下はばっちりカバーできますね。


ピッコロランタンを充電してみる

   USBtypeCポート(IN)に付属のUSBケーブルを接続してピッコロランタンを充電してみます。

   充電が開始されるとLEDが青く点滅します。(充電が完了したら青色点灯になるようです)

   また充電中もランタンの電源をオンにできました。

   充電しながら光らせられるのはありがたいですね。

ピッコロランタン 充電中

モバイルバッテリーとしてスマホを充電してみる

   次は逆にUSBtypeAポート(OUT)からスマホに接続してみました。

ピッコロランタン スマホを充電中

   スマホ本体の赤ランプが点灯!

   ちゃんと充電できています。

   ただ、電池容量は2500mAhしかないので、ランタンとしても使ってスマホもガッツリ充電して、というのは無理がありそうです。

   あくまで予備用ってことで。


モードの切り替わり方が秀逸

   ボタンの押した回数で光り方が切り替わるというのはよくある仕様です。

   ピッコロランタンが他と違うのは、光らせた後にしばらくボタンを押さないと、次にボタンを押したときに電源がオフになるとことです。

   この機能のおかげで光を消したいときに何度もボタンを押さずにすみます。

   一発で光が消えるのはストレスがなくて、地味に嬉しいです。

ピッコロランタン 白色光

ピッコロランタン仕様

   最後にピッコロランタンの仕様です。

  • 本体サイズ : 123mm×26.5mm×26.5mm
  • 重量:105g
  • 材質:アルミニウム(アルマイト)
  • カラー:シルバー
  • バッテリー:リチウムイオンバッテリー 2500mah
  • 発行モード:ハンディライトHi/Low(白色)、ランタンHi/Low (温白色&電球色)
  • 照射距離:100m(ハンディライト)
  • 防水機能:IPX4(生活防水)
  • 点灯時間:(Low)約6h 、(Hi)約10h
  • 充電時間:約5時間
  • 付属品:ランタン本体、USB充電ケーブル、取扱説明書(保証書含む)


   Lowなら10時間もつので普通に1泊キャンプに行く分には電池切れの心配はしなくてよさそうです。


まとめ

   ピッコロランタンはスリムでコンパクトなので手軽に持ち運べ、狭いテーブルの上に置いても邪魔になりません。

   またランタンにもライトにもなり便利なうえに、とても明るい!

   これは春になったらキャンプで大活躍しそうです。(今は冬なのでまだ外で使えない……)

ピッコロランタン 電球色

   ちょっとだけ気になったのはUSBポートを覆っているシリコンキャップがペラっとしていて安っぽかったところです。

   仕様が生活防水までだとしても、もう少しキュッと締まってくれたほうが安心感があってよかったかな。アウトドアで使うものなので。


   他に気になるのは予備バッテリーとしてどの程度使えるか?でしょうか。

   僕はバッテリー兼用のランタンを2泊3日で登山に持っていくことがあります。

   その際、二晩ランタンとして使いつつ、ガーミンの腕時計を2回充電して、最終日にスマホのバッテリーを少し充電するという使い方をします。

   電池容量が2500mAhしかないと予備バッテリーとしてはやや心許ないですね。

   このへんの使用感は夏登山で試してみたいと思います。


   気になる点は若干ありますが、それ以上にデザインもランタンとしての使用感も満足しています。買ってよかった。

   この記事を書いている時点ではまだ一般発売されていませんが、Amazonなどで販売されるようになったら人気が出ること請け合いです!


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