【感想】トゲナシトゲアリ「小指立てませんか」｜久しぶりの7曲入りEP

 　11月発売のトゲナシトゲアリの7曲入りEP「小指立てませんか」を聴いています。

　トゲナシトゲアリはアニメ「ガールズバンドクライ」の劇中歌を実際に歌って演奏している5人編成のガールズバンドです。

　アニメは去年放送されました。上京した女の子がバンドのボーカルとなり、バンドで作る音楽とともに成長してく物語で、ストーリーも楽曲もよく、当時かなりハマって観ていました。

　そのバンドのEPが久しぶりに発表されたということで買ってみた、といわけです。

　どうやらこれまで発売したアニメのBlu-rayに特典で付いていた楽曲を一枚にまとめたもののようですね。

　どの曲もテンションが高い。ボーカルが力強い。キーボードの音が澄んでいながら鋭く刺さり、ギターソロもかっこいい。ドラムとベースも激しい。めっちゃロックしている。

　そんななか、4曲目にミディアムテンポのロックバラードを持ってきていることで、アルバムとしての緩急もついている。

　7曲と曲数は少ないけど、アルバムとしてしっかり構成されていて、良いアルバムだと感じました。

　おすすめは1曲目らしい破壊力のある①「蒼いif」、ロックバラードの④「吹き消した灯火」、疾走感が気持ちいい⑤「生きて生きてゆく」、青くささ全開の歌詞とメロディの⑦「最期の禱り」です。

　さてさて、アニメの総集編の劇場版は観に行けてませんが、Blu-rayが出たら買おうかなと思っています。第二期製作の資金になってくれるものと信じて。