僕の住む金沢は冬の天気が悪いです。
毎年冬になるとランニングの格好に悩まされます。
冬と言っても走っていると暑くなるし、そうかといって薄着だと、突然降りだす雨や雪が冷たくて辛いです。
毎年のように薄めのウインドブレーカーやレインウエアを買っては、あーでもない、こーどもない、と四苦八苦しています。
今年もついつい新しいアイテムを導入してしまいました。
それがこちら!
デカトロンの「KIPRUN ランニング ジャケット 防風・防雨 BREATH メンズ」(以下、BREATHジャケット)です。
公式ページの謳い文句は「風や雨から体を保護するメンズランニングジャケット。中程度の速さでの1時間未満のランニングに適しています。」です。
ではどんなものか?見ていきましょう!
KIPRUN "BREATHジャケット"外観と機能
色はブラックです。
本当は夜間のランを考慮して明るい色が良かったのですが、’25年末の時点では黒一色しかありませんでした。
価格は7990円。僕は楽天セールで約5000円で購入しました。
生地は、通気性のいいメッシュ部分を除いて基本的には防水です。
ただ、思ったよりも防水部分の生地がゴワゴワしていました。透湿性も無さそう。また 生地が厚いせいか、少し重めなのも残念。
続いて、細部を見ていきます。
まずは脇下のメッシュ状のベンチレーションです。
ここ重要!
これまで透湿性が高いとするレインウエアをいくつか着て、冬場を走ってきました。走り始めから中盤までは良い感じなのですが、10kmも走るとどうしても蒸れて暑くなってきます。
そのたびに直接熱を逃がしたい!という欲求にかられました。
その夢をかなえてくれたのがこのベンチレーションです。
とにかく大きい!脇下から正面と背中まで大胆にメッシュが入っています。
メッシュは他にも袖の下にもあります。
これは通気性とストレッチ性を兼ねているものと思われます。
また、裾がカットされていて、動きやすいようになっています。
最後にフード。
ドローコードがなくて、絞れないのが残念。ただ、ジップを一番上まで上げてしまえば、走っていても風でフードがめくれることはありませんでした。
実際に使用した感想
12月初旬、朝、気温10℃、風の強い雨の日に、このBREATHジャケットを着て約10kmをキロ5分10秒のペースで走ってきました。
前半は雨がぽつぽつ降り向かい風も強かったですが、特に寒いとは感じませんでした。
生地が厚いこともあり防風性能はばっちりです。
そして後半。約15分ほど、強風と大雨に見舞われましたが、BREATHジャケットを着ている上半身は濡れることはありませんでした。(レインパンツを履いていない下半身はめっちゃ濡れましたが)
また脇下のメッシュから雨が侵入することもほぼありませんでした。
真横に腕があって守られていることもありますし、メッシュ濡れたからといって、すぐに内側に入ってくるわけでもないので。
ランニング中に求める防水性としては十分ですね。
冬とはいえ、どのみち走っていたら汗をかくので。完全防水か、大胆な通気性かと言われたら、後者の通気性を選ぶのが正解だと思います。
ただ、ここまで大きなメッシュがあっても30分も走ってると暑く感じます。
気温10℃くらいだとまだまだ暑いかも。
気温が7℃以下の雨の夜に走ったときは、寒くなく、ちょっと暑いかな、という感じでした。
まとめ
BREATHジャケットは防風性良し、防水性良し(ランニング用として)、通気性そこそこ良し、で天気の悪い北陸の冬ランにおすすめです。
ただ、大きなメッシュが付いているとはいえ、長距離を走っていると暑くなってきます。
このBREATHジャケットが本領を発揮するのは気温5℃以下、小雨、の天候です。
ちょっと雨がぱらついていてるけど、それでも走りに行きたい!ってときにこれから重宝することになると思います。






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