【感想】ザ・クロマニヨンズ「JAMBO JAPAN」|気づけば18作目!!

 クロマニヨンズの18枚目のアルバム「JAMBO JAPAN」を聴いています!


 前作からちょっと間が空きましたかね。今年はもう出ないのかなーと思ってたら10月に発売されました。情報をがっつり追っているわけではないので気づくのが遅れました。そしてライブ情報も見逃して金沢はSOLD OUTです。がーん。

ザ・クロマニヨンズ「JAMBO JAPAN」


 今作の特徴は、マーシーのボーカル曲が2曲入っていることです。

 クロマニヨンズでは初ボーカルだそうです。(あんまりたくさんアルバムが出てるから覚えてない汗)

 マーシーのボーカルと言えば、個人的に印象に残ってるのはハイロウズの「ガタガタゴー」です。ヒロトさんのハープとの共演がかっこよかったし、最後のパートで「関係ねー ブタの生活」って叫んでるところが、気持ちよかったです(=わだかまった心がすっきりした)。


 今作も難しいこと抜きで楽しめるロックナンバーがそろっていました。

 簡単に全曲の感想を書いていきます!


「JAMBO JAPAN」感想

1. キャブレターにひとしずく

 一曲目からヒロトさんのハープ全開なのは気持ちがいい!

 歌詞が短めなのが少々物足りないけど、そのぶん、フレーズの1つ1つに力が宿りますね。

「ああ 最後のガソリンを キャブレターにひとしずく」!

 キャブレターが何か知らなくて思わず調べちゃいましたが、「ガソリンなどの燃料と空気を適切な比率で混ぜ合わせ、霧状にしてエンジンに供給する『燃料供給装置』」のことなんですね。全編通してバイクの歌なんかな。


2. グルグル

「わたしは地球 回ってる」という歌詞が単純に面白い。よく思いつくなぁと。


3. 這う Part3

 お、なんか聴いたことある曲だな、と思って歌詞カードを見たら「這う Part3」と書いてありました。「這う」が好きだったのでそのNew Ver.が出てきて嬉しかったです。Part2はどうした?って聞くのは野暮ですかね。


4. チャンバラ

 マーシーボーカルの1曲目。

「チャンチャンバラバラ」というフレーズ、語呂良すぎ(笑)

「クソもらしてもミソと言いはれ」とかもうめちゃめちゃ。でもそこがいい。


5. どんちゃんの歌

「どんちゃん ほい」の掛け声が楽しい。この曲、すごい好きなのですが、どんちゃんって誰なんだろ。

 最後に出てくる「わたし なる わたし なる 勇気うたう 人に」という歌詞に何故かうるっときます。


6. フルスイング

 3・3・7拍子とかいろいろ楽しい。


7. ロックンロールエレキギター

「ロック」と「ギター」というキーワードはどのアルバムにも必ず1曲は入っている気がしますね。

「終わらない夏のロックンロール 言いなりだ どこまでも」というフレーズが熱い。


8. シカト100万%

 知らない人からの電話はシカトしましょう。


9. 空腹と俺

 冒頭の「腹減った おいおいおい」と囃し立てるパートを聴いた時点で、こりゃ名曲確定だって思っちゃいました。今作で1,2を争う好きな曲です。

 「空腹と俺」が「クウフクトオーレ」という異国の言葉に聞こえて、なんかおしゃれかっこいいと思うのは僕だけでしょうか。


10. 顔ネズミ

 顔ネズミってなんだ?何かよくわからないけど、サビの途中から入る「チューチュー」という掛け合いが可愛い。楽しいのでいいかなと。


11. 神様シクヨロ

 酒を飲んで管を巻いているような歌い方が歌詞の内容に合っていていい。

「まあ 色々あるから楽しいよ」という何の根拠もない気楽な台詞が好きです。これくらいが肩の力が抜けていいのかもしれませんね。


12. ひどい目にあいながら下北沢

「下北沢」には何回か遊びに行ったことがありますが、たぶんヒロトさんのなかの下北沢のイメージと僕のそれとは違っていそう。

 でもこの郷愁たっぷりの雰囲気はいいですね。「機関車はシカゴ行き」とか、なんか切なくなる。


まとめ

 いつも通りのシンプルなロックアルバムで、聴いていて楽しい!

 気づけばもう18作目なんですね。長いなぁ。勢いが全然落ちてないのがまたすごい。

 このまま20作目まで突入してほしいです。


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