さよなら、ユニバーサルプレーヤー

    7,8年使っていたDENONのユニバーサルプレーヤー「DBT-1713UD」が壊れてしまいました。

   OPENボタンを押してもトレーが出てきません。

   DENONののホームページで修理代を調べたら1万5千〜3万円(送料別)と書いてありました。

   さすがに新品を買ったほうが安いので修理は諦めました。

DBT-1713UD


   DBT-1713UDはBlu-rayやDVDといった映像メディアだけではなくSACDも読み込めて、しかも音声出力はデジタルとアナログの両方に対応しています。

   筐体もゴツいですし、曲番号や再生時間を表示してくれるLEDディスプレイもあって、いかにもピュアオーディオらしい製品でした。

   ただ円盤系のオーディオ製品は必ずトレーやピックが動かなくなって寿命を迎えます。DBT-1713UDもその宿命から逃れられなかったようです。


   さてさて、ユニバーサルプレーヤーどうしよっかなぁ〜

   Blu-rayだけなら一万円かそこらのコンパクトな再生機を買えばすみます。

   問題はSACDです。

   家にある十数枚のSACDの資産を生かしたいなら、オーディオ用のユニバーサルプレーヤーを買わなければなりません。

   しかし、ほとんどのメーカーがユニバーサルプレーヤーから撤退してしまいました。

   OPPO、DENON、ケンブリッジオーディはもちろんのこと、今見たらパイオニア、ヤマハも生産完了になっていました。

   残るはSONYのみです。


   SONYのUBP-X800m2はオーディオらしい外観を備えていて、Blu-rayだけではなくUHD Blu-rayもSACDも再生できます。価格も4万円前後と手が出せるレベルです。

   しかし液晶パネルが付いてないのがいただけない。

   SACDを再生しているときに曲番号や再生時間は見たくなると思うのですが、なぜ省いた!?


   それにしてもSACDはリッピングして保存ができないし、再生できる機器も限られていて扱いに困ります。DSDの音は好きなのでたまに聴きくなるので捨てるわけにもいかないし。

   SONYはSACDの開発者としての責任を取って、最後までハードを出し続けてほしいですね。

(そもそもあんなにコピーガードを厳しくしなければ、ハイレゾ×携帯音楽プレーヤーという組み合わせが主流の今、SACDはもっと普及したと思うんですけどね)


   そんなわけでたぶん近々SONYのUBP-X800m2を買うと思います。

   そのときはまたレビューします。


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